運営者情報:「康平」とこのブログについて

運営者情報

運営者情報:「康平」とこのブログについて

はじめまして、当ブログ「僕が酒をやめて、考えたこと」の運営者、康平(こうへい)と申します。

数あるサイトの中から、ここへ辿り着いてくださり、本当にありがとうございます。

このブログは、アルコール依存症の当事者である私が、回復の過程で得た気づきや心の変化、そして自分自身と向き合う中で考えたことを、ありのままに綴る場所です。


プロフィール概要


私の物語:回復への道のり

かつての私は、自分を「凝り固まった氷」のような人間だと思っていました。

不器用で、世の中にうまく馴染めず、常に心に不安を抱えていました。

そんな心を無理やり溶かし、解放してくれる唯一の存在が、アルコールでした。

酒は私にとって「都合のいい恋人」であり、いつしか私はその関係に溺れ、アルコール依存症という病気になりました。

回復のきっかけ

回復への道は、決して自発的なものではありませんでした。

家族との関係の中で居場所を失わないため、半ば強制的に自助会に通い始めたのがきっかけです。

「なぜ俺がこんな場所に」と、当初は反発心ばかりでした。

しかし、酒という逃げ道を断たれた環境で、私は初めて自分自身と向き合わざるを得なくなりました。

それは、古い価値観が壊れていく、苦しくつらい時間でした。

「負け」を認めた日

転機が訪れたのは、苦しみが限界に達し、ついに自助会で自分の本音を吐き出した日です。

「もう無理だ」と自分の無力さを認めた、いわゆる「底つき体験」でした。

その瞬間、私を縛り付けていた固いプライドが砕け散りました。

そして、回復とは「勝つ」ことではなく、「自分の無力さを認める=負けを認める」ことから始まるのだと、心と体で理解したのです。

この日から、他者の力を借りること、仲間を信頼すること、そして何より、不完全な自分を許すことが、私の回復のコンパスとなりました。


このブログで伝えたいこと

このブログは、断酒のテクニックや精神論を解説するサイトではありません。

私の経験を通して、あなた自身が自分の心と向き合い、これまで気づかなかった「思い込み」や「心の癖」を発見するための、一つの「鏡」のような場所でありたいと考えています。

もしあなたが今、暗闇の中にいると感じていても、決して一人ではありません。

このブログの言葉が、あなたの心を少しでも照らす灯りとなることを、心から願っています。


まず読んでほしい、代表記事はこちら

このブログの核となる、特に読んでいただきたい記事を3つご紹介します。

依存症は「対話」により回復する
アルコール依存からの回復は「対話」を取り戻すこと。沈黙と孤独を抜け出し、仲間とのつながりや健全な依存を通じて新しい生き方を見つける物語。
【自己肯定感を高める#1】「自分を認められない苦しさ」から抜け出す第一歩
「自分を責める毎日」から抜け出したいあなたへ。自己肯定感とは何か、その低下の背景と回復の第一歩を、依存症からの実体験を交えて解説します。
なぜ「弱い自分」を隠してしまうのか?- “偽りの自分”と依存への道 -(前編)
「弱い自分」を隠していませんか?完璧主義が”偽りの自分”を作り、やがて依存へと繋がる心の仕組みを、元依存症の僕が自身の体験から徹底解説します。

免責事項とお願い

私は医師や医療従事者ではありません。

当ブログに掲載されている情報は、あくまで運営者である康平個人の経験に基づくものであり、すべての人に当てはまるものではありません。

医学的な助言や治療に代わるものではないことをご理解ください。

現在、心身の不調や深刻な問題を抱えている方は、決して一人で悩まず、専門の医療機関や相談窓口にご相談ください。

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