運営者情報:「康平」とこのブログについて
はじめまして、当ブログ「僕が酒をやめて、考えたこと」の運営者、康平(こうへい)と申します。
数あるサイトの中から、ここへ辿り着いてくださり、本当にありがとうございます。
このブログは、アルコール依存症の当事者である私が、回復の過程で得た気づきや心の変化、そして自分自身と向き合う中で考えたことを、ありのままに綴る場所です。
プロフィール概要
- 名前: 康平(こうへい)
- 資格: ASK認定 依存症予防教育アドバイザー
- X (旧Twitter): https://x.com/Alcoholic_sR2
- お問い合わせ: https://alcoholic-kouhei.com/contact/
私の物語:回復への道のり
かつての私は、自分を「凝り固まった氷」のような人間だと思っていました。
不器用で、世の中にうまく馴染めず、常に心に不安を抱えていました。
そんな心を無理やり溶かし、解放してくれる唯一の存在が、アルコールでした。
酒は私にとって「都合のいい恋人」であり、いつしか私はその関係に溺れ、アルコール依存症という病気になりました。
回復のきっかけ
回復への道は、決して自発的なものではありませんでした。
家族との関係の中で居場所を失わないため、半ば強制的に自助会に通い始めたのがきっかけです。
「なぜ俺がこんな場所に」と、当初は反発心ばかりでした。
しかし、酒という逃げ道を断たれた環境で、私は初めて自分自身と向き合わざるを得なくなりました。
それは、古い価値観が壊れていく、苦しくつらい時間でした。
「負け」を認めた日
転機が訪れたのは、苦しみが限界に達し、ついに自助会で自分の本音を吐き出した日です。
「もう無理だ」と自分の無力さを認めた、いわゆる「底つき体験」でした。
その瞬間、私を縛り付けていた固いプライドが砕け散りました。
そして、回復とは「勝つ」ことではなく、「自分の無力さを認める=負けを認める」ことから始まるのだと、心と体で理解したのです。
この日から、他者の力を借りること、仲間を信頼すること、そして何より、不完全な自分を許すことが、私の回復のコンパスとなりました。
このブログで伝えたいこと
このブログは、断酒のテクニックや精神論を解説するサイトではありません。
私の経験を通して、あなた自身が自分の心と向き合い、これまで気づかなかった「思い込み」や「心の癖」を発見するための、一つの「鏡」のような場所でありたいと考えています。
もしあなたが今、暗闇の中にいると感じていても、決して一人ではありません。
このブログの言葉が、あなたの心を少しでも照らす灯りとなることを、心から願っています。
まず読んでほしい、代表記事はこちら
このブログの核となる、特に読んでいただきたい記事を3つご紹介します。



免責事項とお願い
私は医師や医療従事者ではありません。
当ブログに掲載されている情報は、あくまで運営者である康平個人の経験に基づくものであり、すべての人に当てはまるものではありません。
医学的な助言や治療に代わるものではないことをご理解ください。
現在、心身の不調や深刻な問題を抱えている方は、決して一人で悩まず、専門の医療機関や相談窓口にご相談ください。

アルコール依存症当事者です。
2020年7月から断酒しています。
ASK公認依存症予防教育アドバイザー8期生