運営者情報

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はじめまして、康平です。

アルコール依存症の当事者として、 2020年7月から酒を飲まない生活を続けています。 このサイトでは、酒をやめるまでのことだけでなく、 酒をやめた後に考えたことを書いています。

プロフィール

名前:康平(こうへい)

断酒開始:2020年7月

資格:ASK認定 依存症予防教育アドバイザー(8期生)

主な発信内容: アルコール依存症からの回復、人との関わり、 感情や責任の抱え方についての体験と考察

X: @Alcoholic_sR2

酒は、人と関わるための道具でもありました

私は、酒を楽しむためだけに飲んでいたわけではありませんでした。

素面では人とうまく話せない時、 本当の気持ちを知られるのが怖い時、 頭の中の不安や自分を責める声を止めたい時に、 酒の力を借りていました。

酒を飲めば、一時的に言葉が出ました。 感情も鈍くなり、問題について考えずに済みました。

当時の私にとって酒は、 人と関わるための道具であると同時に、 人へ助けを求めなくて済むための道具でもありました。

私は問題を解決していたのではなく、 酒によって問題を一時的に見えなくしていました。

しかし、その方法を続けるほど人から離れ、 自分が何を感じているのかも分からなくなっていきました。

酒をやめても、以前の自分には戻れませんでした

酒をやめれば、飲む前の生活へ戻れると思っていました。

けれども実際には、酒を取り除いたことで、 それまで酒へ任せていたことが一度に残りました。

人と話すこと、自分の気持ちを知ること、 つらいと伝えること、人の話を聞くこと、 分からない時に人の力を借りること。

私には、それらを酒なしで行う方法が ほとんど身についていませんでした。

酒をやめることは、元の自分へ戻ることではなく、 酒に任せていたことを一つずつ学び直す始まりでした。

同じ問題を経験した人たちの話を聞く中で、 私は少しずつ自分のことを言葉にするようになりました。

最初から正直に話せたわけではありません。 人を信用できない気持ちや、 弱いところを見せたくない気持ちも残っていました。

それでも、失敗や不完全さを話しても その場から追い出されない人たちを見続けることで、 「自分も話してよいのかもしれない」と思えるようになりました。

現在も、回復の途中にいます

私は、酒をやめたことで完成した人間になったわけではありません。

人に頼ることが難しい時もあります。 弱さを隠したくなる時や、 昔のやり方へ戻りたくなる時もあります。

以前と違うのは、そうした状態を 一人だけで処理しようとしなくなったことです。

自分の中で起きていることを言葉にし、 人へ伝え、必要な時には力を借りながら生活しています。

私にとっての回復は、 問題のない人になることではありません。 問題を抱えた時に、酒以外の方法で扱えるようになることです。

このサイトを書いている理由

飲んでいた頃の私は、 なぜ自分が酒を必要としているのか分かりませんでした。

自分の意志が弱いからだと思ったり、 性格に問題があるからだと思ったりして、 自分全体を責めていました。

酒をやめてから過去を振り返るうちに、 飲酒の背後には、人との関わり方、 感情の扱い方、過剰な責任感、 助けを求められない生き方があったと気づきました。

このサイトでは、その気づきを 私自身の体験として記録しています。

読んだ方が、 「自分にとって酒は何をしていたのだろう」 と考えるきっかけになったり、 誰かへ話すための言葉を見つけたりすることを願っています。

ここに書いていることは、私個人の経験と考察です。 同じアルコールの問題を抱えていても、 背景や必要な支援、回復の経過は一人ひとり異なります。

このサイトで扱っていること

主に、次のような内容を書いています。

  • 酒をやめたいのに、決意が続かなかった経験
  • 酒がないと人とうまく話せなかった理由
  • つらくても「大丈夫」と言ってしまう心理
  • 問題や責任を一人で抱え込んでいた生き方
  • 過去や以前の自分を手放せなかった経験
  • 酒なしで人や自分と関わり直す過程

断酒の成功方法を一つに決めたり、 誰にでも当てはまる答えを示したりすることは目的としていません。

資格と活動範囲について

私は、ASK認定 依存症予防教育アドバイザーとして、 依存症について学び、当事者としての経験を発信しています。

一方で、医師、心理職、その他の医療従事者ではありません。

この資格の記載は、 診断、治療、服薬、個別の断酒指導などを 行えることを意味するものではありません。

サイトの文章も、医療的な助言や治療の代わりになるものではありません。

飲酒を急に中止することに不安がある場合や、 心身の不調、日常生活への大きな支障がある場合は、 一人だけで判断せず、医療機関や地域の相談窓口へご相談ください。

最初に読んでほしい記事

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